第39回 日本疼痛学会

The 39th Annual Meeting of Japanese Association for the Study of Pain

ご挨拶

2017年6月16日~17日に神戸国際会議場において、第39回日本疼痛学会を開催させていただきます。痛みの研究や診療に携わる全国の先生方に、神戸でお目にかかれることを大変楽しみにしております。

2016年9月にはIASPが横浜で開かれました。IASPの日本での開催は、日本疼痛学会の会員をはじめ、痛みの診療や研究に携わるものにとって一つの悲願でした。そのビッグイベントを終えた後の最初の大会ということで、日本疼痛学会の新たな門出となります。日本の痛み研究や痛みに関連した医療の発展につながるような節目の大会にしたいと準備しております。

痛みの研究は、分子レベルの基礎研究から、大規模な疫学研究に到るまで、その範囲は非常に多岐にわたります。痛みによる人々の苦しみや社会にとってのマイナスの影響は、計り知れないほど大きな規模であることは周知の事実であり、改善の余地はまだまだたくさん残されている未開拓分野であるともいえます。第39回日本疼痛学会が、わが国の痛みの研究や診療の基盤を固め、さらに発展するきっかけとなるよう、若手の研究者や医療者が出会い議論する機会を増やすなど、諸先生方のお知恵を借りながら運営を工夫します。

美しい夜景、洋風の町並み、おしゃれなお店、神戸牛、明石の魚、中華街、スイーツなど神戸は魅力たっぷりの街です。学会で何度もこられた方も多いでしょうが、神戸の街を十分満喫された方は意外に少ないのではないでしょうか?観光の時間と希望をお知らせいただければ、地元民ならではのとっておきの情報をお知らせします。梅雨の時期ではございますが、国際都市神戸の魅力を存分にお楽しみください。
それでは、神戸でお会いしましょう。
第39回日本疼痛学会
大会長 柴田政彦
(大阪大学大学院医学系研究科疼痛医学寄附講座教授)
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